波一つない、真珠養殖の作業をするには最高の天気です。
4月中旬からの真珠の核入れ作業に備えて、
アコヤ貝のそうじをします。
核入れ前のアコヤ貝を昨年末からカゴの中で休ませていましたが、
たった数カ月でフジツボやカサネカンザシなどがついてしまいます。
これらは貝の表面に寄生し、成長を妨げます。
ハンドクリーナーという機械を使って、
ひとつひとつ丁寧に手作業で汚れを落としていきます。
身軽になった貝は、すぐに元気を取り戻します。
2時間ほどの作業で、死んだアコヤ貝がコンテナいっぱいになります。
養殖を1年間続けると、最終的に生き残る貝は半分ほど。
さらにそのうち、きれいな真珠ができるのは約10%。
真珠をつくるのも、なかなか大変です。
あと10日。
頑張って全部の真珠貝をそうじます!!!