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真珠ニュース
2015.11.23

アコヤ貝の輸送

久しぶりの投稿です。
愛媛県ではアコヤ貝を育てることと真珠をつくることは分けましょうという条例があります。それぞれの技術を向上させることが目的だとされ、その成果があってか、愛媛県は15年連続、真珠生産量が日本一になっています。
というわけで、佐藤真珠は真珠をつくる生産者なので、11月になるとアコヤ貝生産者から貝を購入します。愛媛の南、愛南町で生産されるアコヤ貝を輸送する方法は2つあり、トラックか船を使います。今回は船での輸送。アコヤ貝は2枚貝で口を閉じるので、数時間の輸送でも大丈夫です。車なら片道2時間はかかるところを船だと1時間、しかも一度に5万個ほど輸送できます。
穏やかな明浜の海から出航し、途中、航路に見える島々。長崎の九十九島やベトナムのハロン湾のようで、明浜にはない風景です。到着後、ネットに入った貝を船に積み上げ、すぐさま帰還します。行きはよいよい帰りは恐いとはこのこと、海が急にしけ始め、ワイパー作動、荒波を受けながら、何とか無事に帰ることができました。
このような輸送を数回繰り返し、来年4月から核入れする貝を育てていきます。

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